新築したので実験しよう!

35年ローンで実験装置✕ 自宅◎を作ったので、実験したい! (2023年9月以前の投稿に、一部、試しに入れたアフィリエイトリンクが残ってますが、その広告収入を目的とした記載内容の記事はありません。)

新居の1~2月の電気代とエアコン代・旧居との比較

月○千円!と出されている方々もいる中、少し憚られますが、実例として皆様のご参考までに。初めての1月の我が家の電気使用量は744kWh、電気代は概算で19,349円(26円/kWh)です。温暖地の東京です。さらにガス代も別に恐らく8千円くらい、水道代7千円くらいかかっています(._.)_


(後日追記:実請求額は、概算より少しずつ安かったです(^o^)/

ガス料金6,817円

電気料金17,192円

電気料金内訳 723kWh 従量料金18,798円 燃料費調整額 -3,759円 再エネ賦課金 2,154円)


下の方で詳しく分析しますが、まず、


この3年間の1月の電気代(1/10~2/9分)の比較は、
・2021年 概算19,349円(26円/kWh基準)
     (新居・木造三階建・42坪)
・2020年 実請求額21,783円
     (仮住まい鉄筋コンクリート5階建て1階中住戸・築30年・14坪)
・2019年 実請求額20,048円 概算18,235円(26円/kWh基準)
     (旧居・木造2階建・築40年・26坪)
です。


あまり変わってないですね(^o^)ゞ
実はどこに住んでも同じ!?


ただし、旧居と仮住まいはどちらも、暖房付けても、冬はただただ寒かったです(>_<)


今は、家中どこでも、玄関でも、DIY気密改修後は引き違い窓のすぐ傍でさえも、快適です(*^▽^*)


でも、散々↓こんな計算や換気の工夫、エアコンの調整の記事を書いておいて、高いぞ!!!と思われるかもしれません。なぜか?

結論から言うと、↑の試算の通りで、暖房費は充分安いです。暖房費は空気の量で変わるので、家の延べ床、大きさによっても変わる費用ですね。これは高気密高断熱のおかげで、建物は大幅に広くなったのに、安くできました(^○^)


特に昨年より暖房費は大幅に安いはず。仮住まいでは、家電も半分、コンテナに預けていました。マンションの中住戸で外皮も有利なはず。なのにこの3年間で昨年が一番高かった。恐らく備え付けの20年前のエアコンが原因です(+_+)
退去時もそのエアコンはそのまま。旧居から持って行った10年前の高効率エアコンは有料廃棄(x_x)


しかし今も、我が家はエアコン以外の電気代が高いです。太陽光発電設備はありません。日中、ずっと何人かいます。毎食何人分も調理しています。冷蔵庫が2台あります。この、延べ人数による費用が、高い理由かと思います(._.)_


冷暖房以外は、我が家のように、元々の生活にも大きく依存するので、建物の設計だけでは電気代はわからないですね(^_^)ゞ


これを帳消しにするには、やはり○十年後の屋根の改修時には、太陽光発電設備をつけたいな(._.)
その頃、日照少なくてもペイするようにできるかな(>_<)


なお、東京電力の子会社で、60A契約まで基本料金のない「あしたでんき」の契約で、WEBで毎時間の電気代も確認できて便利なのですが、燃料調整費などを反映した金額がでるのはもっとあとのため、今年分は概算値です。

(後日追記:あしたでんきは2022年6月で供給停止することになりました😢

https://ashita-denki.jp/information/news/20220427

なーさん、ご指摘ありがとうございます(^^))


⭐我が家の電気代の分析

以下、我が家の電気代を詳しく分析してみました(^.^)ゞ


エアコンの電気代、手動で記録していた日についてだけ、比較したグラフです。

エアコン代(赤)はどうでしょう?先ほどのリンク先の計算通り、充分、安いと思います。

(もっとUa値を良くしていくと、あるいは、延べ床の坪数を減らしていくと、この赤い部分の電気代がもっと減っていき、エアコンでもっと室温を上げていくと、坪数を増やしていくと、あるいは外気温が下がっていくと、この赤の電気代が増えていく計算です。)


よく24時間換気の給気ファンや熱交換素子の有無による電気代の差が話題になりますが、lt-50pro 8台の電気代を実際測定してみると毎日20円程(青)。(およそ、カタログスペックの通りです。もしこれを0円にすると24時間換気自体がなくなり無換気になってしまいます。)
これで空気がきれいで快適になるなら、花粉症や喘息を防ぎやすくなるなら、他の電気代に比べて微々たるものですね。


もはや、我が家の冬の光熱費の問題は、他の電気代(黄色)とガス代ですね。
家計でいうと問題は、通信費と教育費、いや、食費の方が大きいかもしれません。


では、築40年以上だった旧居(同じ場所の2階建て)と比べてみましょう!

やはり、あまり変わっていないですね。(気象データとの比較分析もしたのですが、計算したあとPCエラーで吹っ飛び、もう一度やる気がしません。。。。)


2年前の1月は、ちょうど、新居の間取りプランを詰めていた頃です。


その頃、「夏暑くなく冬寒くない」ようには色々検討していたものの、この光熱費に関しては、具体的には想像できていなかった気がします。
でも、特別安くなるとも思ってなかったので、想定の範囲内です。


1月の電気代(1/10~2/9分)
2021年 概算19,349円(26円/kWh)(新居・木造・三階建42坪)
2020年 実請求額21,783円(仮住まい鉄筋コンクリート1階中住戸・築30年・14坪)
2019年 実請求額20,048円 概算18,235円(26円/kWh)(旧居・木造築40年・26坪)


我が家のように光熱費は、元々の生活にも大きく依存するので、建物の設計だけからはわからないですね(^_^)ゞ


さて、我が家と似たように、旧居とあまり光熱費の変わっていない、という記事が、先日、Zweiさんの高気密高断熱のお家のブログにもありました。

Zweiさんのお家の場合は、光熱費が下がってないことをZweiさんが嘆いてらしたので、ついつい、「まだ換気も調整できるのかも」、と他の記事にコメントしてしまいましたが、実のところ、我が家の方がかなり光熱費高いんですよね(._.)_


我が家は既に、暖房の電気代(断熱・気密)は問題ないことが上のグラフから明白ですし、空調調整や気密改修も、思い付く全てを実施した後なので、もうこの冬はさすがに空調をいじる気がしません。新居の夏はまだ経験してないので、夏にはあと少しだけエアコンの設定を頑張ります(^o^ゞ


では、我が家の電気代が旧居とあまり変わっていないのはなぜか?


上にも書きましたが、我が家の場合、理由は簡単です。


同じ家庭で、建物と空調設備以外、ほぼ何も変わっていないからです。
暖房は電気だけなのも、風呂やキッチンのコンロがガスなのも2年前と同じ。


我が家の電気代を整理すると、下記のA)、B)の2つに大きく分けられます。


A) 変わっていないこと:生活する延べ人数に起因する電気代


下記、どれも、生活する延べ人数に関わる電気代の原因と想定されますが、旧居と新居で
・我が家の家電製品の大半は、空気清浄機やテレビ、PC、オーブンレンジ、冷蔵庫2台含めて、2年前と同じ物を使い続けています。
・旧居も、照明を白熱電灯なしにLED化した後の電気代です。エアコンも高効率でした。
(新居では最近、蛍光灯もやめました。)
・旧居より増えた家電製品は、ホームシアター・スマートホームの機器ばかりです。
・生活スタイルは在宅勤務が増えた以外はあまり変わっていません。


 ↑光熱費を大幅に下げるには、これらの電気代を順に調べる必要がありますね(-_-;)
 ガス代は、私の朝風呂をやめることかな。。。。。


B) 変わったこと:家の広さと過ごしやすさ


光熱費の観点で一番変わったのは、家の大きさが3階建てになって広くなったことと、高気密高断熱になったことです。


(世の中の尺度では外皮性能のみでのG2G3やパッシブなどまだまだ上があるので、我が家を「高断熱」と表現するのには躊躇するときがありますが、Q値1.3程度の高気密住宅。我が家の2年間の比較でなら、間違いなく「超高断熱化」されてます(#^.^#))


ほぼ同じ光熱費で


「2階建て各部屋エアコン間欠暖房+コタツで震える寒さ」
         ↓
「3階建て24h全館1台エアコンで暖房で薄着で快適」


冬の我が家にとっては、光熱費はあまり変わらずに、狭い部屋でも寒さに震える生活から、広い家でも、どこでも快適に過ごせる生活に変わったのが、下記(1)(2)(3)(4)の成果、ということですね!(夏も快適になっているといいなぁ)


(1) ↓スペックにも現れる部分の設計と大工さんのしっかりした施工


(2) ↓スペックに現れない部分の設計と大工さんのしっかりした施工


(3) ↓換気・空調の設計上の工夫と大工さんの根気と高い加工技術と、電気屋さん・塗装屋さんなど多くの方のご協力



(4) ↓入居後の調整とDIY改修


電気代が増えないまま、広くて快適になって、本当に良かったです(*^▽^*)


一方で、もし35年ローンで建て替えて、エアコンかけても寒くて震えるまま、電気代だけ高くなっていたら、と考えると。。。


みんなでしっかり考えて、相談して、みんなで楽しく計画できて、良かったな(*^▽^*)と思います!!!


我が家の場合、みんな=自分、家族、設計士さん、現場監督さん、大工さん、電気屋さん、職人さん、それに、、、、、巻き込んだ範囲広すぎるかも。。。? みなさん、どうもありがとうございました(>_<)


ご新居の計画時に、なにを優先するか、各ご家庭によって、優先順位は違うと思います。
我が家の2年前の当時の優先順位は下記にたくさん書きました。

簡略化すると、およそ
①安全第一
②心理的・精神的な健康
③子供
④時短
⑤過ごしやすさと省エネ、健康増進
⑥趣味嗜好
⑦自分
の順でした。


我が家は、高断熱が⑤だった割には、高気密と換気が①に喘息・花粉症対策として入っていたおかげもあり、十二分に過ごしやすい、建物自体は省エネの家になったなぁ(*^▽^*)、という感想です。


これからさらに光熱費を安くするには、生活の問題。

2年前から使っている家電製品のチェックが必要ですね。生活の省エネ難しい(._.)・・・
↑家の性能・建て替えと全然関係ない(^_^)ゞ


あるいはこれから頑張って、創エネ!?
(創エネなら、人数に起因する方の電気代も相殺できます。日照がどうなるかなぁ。。。)


ご新居や新生活のご計画などに、はたまた入居済みのお家の改修に、ご参考になれば幸いです。


↓テーマ毎のブログ記事のまとめも参考になりますね♪

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