新築したので実験しよう!

35年ローンで実験装置✕ 自宅◎を作ったので、実験したい! (2023年9月以前の投稿に、一部、試しに入れたアフィリエイトリンクが残ってますが、その広告収入を目的とした記載内容の記事はありません。)

もしトリプルガラスだったら? APW330とAPW430の違い

北西向きの引違いテラス窓。

昼下がりに、意外と西日が入ります(^_^;)


「エアコンの効いた部屋で、日向ぼっこして、空を見ながら、寝転がりたい。」


計画中にやりたかったこと、叶っています(^o^)
先日も、娘が気持ちよさそうに、西日の入る窓際で昼寝していました。


「ポカポカして気持ち良かった(*^^*)」とのこと。


だから良いのですが、「あとほんの少し、日差しが弱くても良かったな」とも思います(^^ゞ


日射をしっかり防ぐには、例えばシャッターを閉じれば確実ですが、日向ぼっこ=日光浴できません。ここでは、仮に窓をトリプルガラスに変えていたらどうだったか、を今回、考えてみました(*^^*)


ここと書斎だけは、防火シャッターをつけたおかげで、準防火地域の狭小地でも、防火窓ではないので、APW430防火窓が未発売だった計画当時でも、APW430や網なしの他のトリプルガラスを選べた箇所なんです。


ただ、他がペアガラスなのに、ここだけトリプルにしても、と思い、APW330、テラス窓なので正確には、331にしました。


さて、導入コストと光熱費の観点では、この選択は誤りではなかったと思います。窓は断熱の弱点なので、強化した方が良いですが、この一箇所だけで劇的に変わることはないでしょう。


一方で、近くで寝そべる用の大窓なので、より快適になるなら、トリプルの方が良かったかも、とも今さらながら、思います。


なので、どのくらい性能や価格が違うのか?
今更ながら、現在のYKKAPのカタログを見てみました(*^^*)


まずAPW330樹脂スペーサーペアガラス

熱貫流率:
1.31
日射熱取得率:
0.40(日射遮蔽型ブルー)←写真の窓はこれ。
0.61(日射取得型ニュートラル)


次にAPW430

熱貫流率:
0.90
日射熱取得率:
0.30(日射遮蔽型ブルー)
0.55(日射取得型ニュートラル)


本当はもっと細かいですが、典型例の宣伝値をざっくりと抜き出すとこんな感じです。


もっと詳しいデータはこちら。


断熱(熱貫流率)は、やはり、APW430の方が良いですね(*^^*)


一方、日射熱取得率については、330と430の違いよりも、日射取得型と日射遮蔽型の差の方が大きいですね。


そして、私の「あとほんの少し、日射が弱くても良かった」というのは、APW330の0.40がAPW430の0.30になれば、ちょうど良かった気はします。


でも、さすがに当時、夏の気持ち良い日向ぼっこのためにちょうど良い日射熱取得率、なんてデータは、事前に見つからなかったですし、試せなかったので、仕方ないですね(笑)


そして、今の価格差は?

シャッター付引違いテラス戸大型引き手付25620サイズのカタログ価格
(内格子は別見積もりです。)


APW331:362,300円
APW431:402,900円


これで同じ掛率なら、431の方が良いかも!
枚数が増えると差額も増えますけれど(^_^;)


なお、計画中の方への留意点をいくつか書くと、
・夏は日射遮蔽型(ブルー)でも日差しが少し暑い。

(日差しを入れたくなければ、他の遮蔽方法が必要!)
・冬はより日射取得できた方が暖かい。
・日射遮蔽型(ブルー)は、日中外から家の中が見えないので、都市部の方にはお薦め!

・窓際の実際の温度は、窓の種類による気密の差の影響も大きい。(FIXが安くて気密も良い。)
です。


ここまで書いてみて、結局、我が家の場合、我が家の要望と東京都心部の準防火地域という立地からは、全ての窓を日射遮蔽ブルーの網なしペアガラス(apw以外も含めて)で揃えたのは、2019年当時の選択としては、ベストだったと、改めて思いました(*^^*)


今なら、どうしてたか?
今なら網なしトリプルで揃えることもできます。
結局、納入価格次第ですよね(^_^;)


ひとつ間違いないのは、当時はAPW防火のサイズがなくて入れた、防火窓G(アルミ樹脂複合サッシ)の2枚は、今なら絶対、APW(樹脂窓)にする、ということですね。(ただ、サイズはやはり悩みます)


これもアルミ樹脂複合サッシの結露の仕方を見ないとわからなかったことですけれども(^_^;)
昔のアルミサッシ単板ガラス窓の結露の仕方なら、季節感も感じて好きだったのですが、冬のある日のアルミ樹脂複合サッシの結露の水流↓は、ビックリしました。


さて、最後に、建てた後に内窓などの対策をする場合の値段を見てみましょう。

工費は別の、引違い25620サイズのカタログ価格です。


単板ガラス 5mm:113,600円
複層ガラス low e ガス入り樹脂スペーサー:200,000円
安全単板ガラス:197,200円
安全複層ガラス low e ガス入り樹脂スペーサー:414,500円


APW430とAPW330の差額より高いですね(^_^;)


10月末契約までは、グリーン住宅ポイント制度も使えますが、この余裕は今ないなぁ。。


日射熱対策だけなら、書斎だけ、こんなの貼る手もありますね(^^ゞ

上の写真の窓は幅が大きくて対応していないのと、書斎は日向ぼっこしないので。


↓テーマ毎のブログ記事のまとめも参考になりますね♪

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