新築したので実験しよう!

35年ローンで実験装置✕ 自宅◎を作ったので、実験したい! (2023年9月以前の投稿に、一部、試しに入れたアフィリエイトリンクが残ってますが、その広告収入を目的とした記載内容の記事はありません。)

子供の安全:断熱にあまり効果のない内窓入れました

新築計画当時から検討していたアクリル板による内窓の追加(ペアガラスに単板内窓追加でトリプル化)をしました。


断熱や気密の改善への効果はあまり大きくないです(^_^;)


計算上は、5mmの単板ガラス1枚と空気層2cmの内窓と同じくらい。


元がほとんどAPW330のFIXなので気密の改善なし、断熱もUa値で0.01くらいの改善で、光熱費への影響はほとんどないでしょう。


もしかしたら窓際の体感がほんの少し変わるかも、という程度です。


↓わかりますか?

↓玄関ドア。ここは一番性能悪い窓なので、一番、断熱の意味もあるかも。

↓貼り途中。

アクリル板を、熱膨張率分の遊びを計算して寸法出しして発注して、届いた板を窓枠に嵌め込み、昨冬にも結露防止や掃き出し窓の気密改修に使った白い隙間テープを貼って押さえただけです(^^ゞ



さて、今回、対策しているのはFIX窓だけですが、全部で21枚ありました。このところ、休み休み貼ってますが、まだ貼り途中(^_^;)

透明アクリル板厚さ2mmで、1枚につき数千円。テープなども合わせて計7万円ほど。


アクリル板は↑のお店でクラレのコモグラス2mmのオーダーカット、端部ノコ仕上げ、面取やテーパーなし。板は安かったですが、個人宅で受け取りのため、西濃運輸の送料が意外とかかりました。一気に21枚買った理由はこの送料です(^^ゞ


元々、新居の計画時点では、間に内格子を入れて、ほとんどの窓を格子窓にすることも考えていましたが、今回は、まだ格子はいれてません。


また、内窓を入れた主目的は、温熱関係ではありません。


内窓はなくても、冬の体感は、窓際近くでも、気密を向上する前の掃き出し窓以外は元々、快適でしたし暖房費も安かったです(*^^*)


夏は窓際は少し暑かったですし、まだ冷房費は計算してないものの、明らかに冬より高かったですが、その冷房費や窓際の室温に最も効果的なのは日射遮蔽なのも明白です。


しかし、日射遮蔽も、

・やはり日射(強い採光と冬の自然暖房)は今のままほしい。

・冷房時の湿度が55%以上@26〜28℃あるので、日射熱もあって良い。

という理由から強化してません。


では、なぜこのような温熱としてあまり意味のない内窓をつけているのか???


それは、


子供達、特に男の子たちの安全のため、です(^_^;)


だんだん、体が大きく、力が強くなるので、勢い余って、、身体ごと、、というのが怖くなりまして。。


しかも、今はちょっと無理な情勢ですが、自分の子供だけでなく、同じ様にやんちゃな友達を連れてくるわけです(^_^;)


アスレチックネットなんてものをつけてしまった以上、最大限の安全策を講じるべきと考えました。



玄関以外全て、耐熱強化ガラスにはしてますが、それで強くなってるのは、ペアガラスの屋外側で防犯には良いですが、屋内側は弱いlow-eガラスですので、屋内側の安全対策は、そのままではされていません。


ただ、本当は少し自分でも、さすがに気にしすぎかな、と思いながら貼ってたんですよ💦


でも、これご覧ください😥

昨日、4歳児が不注意で割ってしまった風呂ドアです。。。ホケンオリルカナァ


うん、安心して暮らしていくために、やはり必要な作業だったみたいですね(*^^*) ワラウシカナイ


では、アクリル単板内窓の期待される効果は?


・子供やその友達の安全

・窓ガラスの保護


が主な効果です(`・ω・´)ゞ


ついでに防犯効果も少しだけあるかな?


他には一応、断熱も、計算上は、5mmの単板1枚の内窓と同等程度には、断熱効果も期待できますね。


・夏に日射で熱くなった窓ガラスと窓枠の断熱(弱め)

・冬に少し低温になる窓枠の断熱→結露の防止

がほんの少し。


本来結露の防止効果も大きいのですが、既に必要な対策はしてあるので、追加の効果は大きくないかと(^_^;)


一方、あまり期待できない効果は?

・可視〜赤外の光の透過率が9割を超えているので、夏の日射遮蔽の効果はほとんど期待できない。冬の日射取得もほとんど阻害しないと期待される。

冬は、東京都区部で温暖地の我が家では、low-eペアガラスでも窓ガラスの表面温度が室温と大きく変わらなかっため、トリプル化による窓ガラス面の温度の上昇はあまり期待できない。


デメリットは?

・アクリルは可燃性なので、火災には不利。

(消防実験によると、着火は遅いが、燃えだすと融け落ちた液体が燃え続けるとのこと)

・失敗すると見栄えが悪くなる。(少し妻に文句言われた窓も。)

・もっと安くてDIYでメジャーな中空ポリカよりも単体での断熱の効果が低い

・アクリルは、樹脂としては硬く、ガラスよりも透明度も高く割れにくいが、ガラスよりは傷が付きやすい。一方、ポリカよりも傷付きにくく、透明度も高く変色しにくいが、ポリカよりは割れやすい。


では、フィックス以外の窓はなぜ今回対策しないか?


我が家の他のほとんどの窓は、

・掃き出し窓⇒内格子入り

・片上げ下げ窓⇒内格子入り

・縦すべり出し窓⇒オペレーターハンドル

で、ガラスを突き破る際に引っかかるものがあり、幾分かFIXよりましなためです。


オペレーターハンドルは、気密は少し不利なのですが、窓より内側に網戸があるのと、一気に窓が開くことがないため、小さいお子様のいるご家庭にはおすすめです。


完璧な対策ではないものの、格子や網戸に引っかかるため、これらの窓は、子供が窓や網戸を割る可能性はあっても、こどもがガラスを突き破って大ケガをする可能性は低いと見込んでいます(^^ゞ


多くのご家庭では気にする必要ないこととは思いますので恥ずかしくもありますが、窓ガラスでの子供のケガや高所からの落下事故は、昔から無くならずに、日本全国で起きてますので、ご参考までにご紹介しましたm(_ _)m


↓内格子

↓オペレーターハンドル

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