我が家の性能で、外皮の断熱が最優先で追求できなかった理由。

我が家のUa値、Heat20のG1程度、書類上は、断熱等級４だけです。

あまり、ブログ村の高気密高断熱のところに登録しつつ、書き続けるべき話題ではないかもしれませんが、

先日、くろーばーさんのブログで、

のように、↓の記事

の下の方の記載に触れていただきました(^o^)

もちろん、我が家で結局、G2G3まで追求できなかった、しなかった、一番の理由は、コストとスペースです(｡･_･｡)

ですが、今回は、「三階建て」でかつ「高気密高断熱」を検討されている方に向けて、念のため、我が家の場合をさらに補足しておきます(^o^)

なぜなら、当時、G2G3以前の性能の時点で、我が家と同様の施工事例が公開されている会社が見つけられなかったほど、既にかなり無茶をお願いしていた状況だったから、です。

・木造3階建て
・耐震等級3（許容応力度計算）
・制振
・準耐火建築（省令ではなく基準法の方）
・高気密（C値1.0以下。熱交換換気の場合、C値0.5以下目標、我が家は、中間時の実測0.35） 
・できれば、全館、冬夏それぞれ一台ずつのエアコンで冷暖房できる程度の断熱

木造3階建てに、上記の基本性能が揃った時点で、少なくとも、2018年〜2019年春の計画当時、全国的には、かなり特殊な建物となってしまい、建てたことがない会社の方が、多かったことでしょう。

我が家の場合も、計画当初から上記の全ての条件が揃っていたわけではありませんし、まだ、条件が曖昧な時点で、ピッタリの過去の事例・実績はなかったけど、色々挑戦してくれそうだった設計士さん達のいる工務店の方々と、色々調べながら、相談し続けた結果です(^_^;)

そして当時、上記の条件を揃えると、我が家の予算にも、土地のスペースにも、さらなる外皮の高断熱化、G2、G3は、そもそも目指すところまで辿り着く余裕がなかったというのが実情です(ToT)

仮に、窓をとことん減らせば、Ua値をG2より小さくすること自体は、できたと思います。日射や採光は減りますが、高価な防火窓も減るのでコストも減ります。我が家は、旧居の頃から採光に飢えていたので、それはしなかっただけ、という見方もできます(^_^;)

その原因の↑のような窓も、現在なら（当時発売されていなかった）APW430防火窓に置き換えられますので、Ua値については、現在は、技術的な問題よりも、やはり、コストの方がネックになりそうです。

現在、3階建てをご計画中で、上記のような条件を全て満たす住宅をご希望の方で、もし、上記にさらに、Heat20 G2 超えやG3超えも条件に加えた施工事例がある会社や、あるいは近い事例があり、要望に合わせてくれる会社を、既に見つけられているなら、それはなかなか見つからない会社です！

もし、好みの間取りや窓配置にできそうで、コストも合いそうなら、非常に珍しい会社でしょうから、ぜひそこにお願いされるとよいと思います(^o^)

また、我が家はもう建てませんが、当時知りたかったですし、現在も、住まい方の参考にしたいので、近い事例があれば、お教えいただけると嬉しいですm(_ _)m

関西なら、くろーばーさんのお家を建てた、泉北ホームとか、もしかしたら、そういう事例もあるかも？？？

また、他の会社でも、あまり目立たないだけで、ありますでしょうか？

もしかしたら、当時も今も私が知らないだけでたくさんあるのかもしれませんが、ここまで揃うと、一生懸命、検索しても、まとめて明記されている事例や施主ブログもなくて、なかなかわからないんですよね(^_^)ゞ

我が家の場合はさらに、

・第一種熱交換換気
・大きな吹き抜けや窓（家族の強い要望）
・広いリビング（家族の強い要望）
・吹き抜けネット
・変形地に合わせた形状の建物（オーバーハングなど）

という条件も入ってきて、現在でも、建ててくれる会社が限られそうです(^_^;)

実際、我が家の場合、例えば、構造計算は外注でしたが、過去の構造計算の記事でご紹介した、なまあず本舗設計室さんにも、大幅な設計変更が必要、と断られ、他の会社に構造設計をお願いしたと伺ってます。。。

その結果、大きな梁やホールダウン金物がたくさんで、大工さんや電気屋さん、水道屋さんが大変そうでしたが、しっかりした材でガッチリ設計・施工されていて安心しました(^o^)

我が家の梁などの木材、今はウッドショックで、当時より大変かもしれませんね(｡･_･｡)

思い返しても、やはり、断熱抜きにしても、我が家の要望、相当に無茶をお願いしていたみたいですね(^_^;)ゞ

↓テーマ毎のブログ記事のまとめも参考になりますね♪

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